MTS-EN01 活用例

おもちゃフォークリフト自動化
MTS-EN01 を使って、おもちゃのフォークリフトを自動化してみました。

ベース:タミヤ製 3チャンネルリモコン フォークリフト工作セット
使用言語:CCS-C PCM
右側面 左側面

自動フォークリフトの概略図

(クリックすると別ウィンドウで拡大します。)
概略図

自動フォークリフトの概要

モーターを動かす為には大きな電流が必要ですが、
MTS-EN01 の出力吸込電流は、50mA なので、直接モーターはつなげません。
だから、モータードライバで利用されているHブリッジ回路を、リレーで構成しています。

リレーによるHブリッジ回路

K1 を ON すると、モーターの+に VCC(3V) 、−に GND がつながり、正回転します。
K2 を ON すると、モーターの−に VCC(3V) 、+に GND がつながり、逆回転します。
K3 を ON すると、モーターの回転が止まろうとした時に発生する、逆起電力によって
モーター自身でブレーキがかかります。

Hブリッジ

フォークリフトの操作は、各押しボタンスイッチによって入力されたコマンド
(前進、後退、右、左、右旋回、左旋回、上昇、下降)を一度、内蔵の EEPROM に記憶し、
RUN スイッチで再生しています。

操作再生中のフォークリフト(再生ボタンをクリック)



なお、モーターの回転速度制御等はしていないので、
モーターの個体差、車体バランス等で真っ直ぐに進みません。

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マツミ